福岡県北九州市小倉南区若園の小児科・アレルギー科・病児保育「佐藤こどもクリニック」
解熱剤の使い方について💊
お熱があるけど解熱剤は使った方がいいのかな?
ご機嫌が悪いから解熱剤を使った方がいいのかな⁇
解熱剤を使うタイミングって難しいですよね🥺?
今日はそんなお悩みについて解熱剤の使い方を紹介したいと思います💊
子どもの体温はわきの下で37.3℃まで、赤ちゃんの場合は37.4℃まで正常と考えて良いでしょう。
普通、熱で脳が傷害されることはありません。むしろ、熱は病気から体を守る反応でもあります。
脳が障害される体温は42℃以上です。
38.5℃以上の熱があって、不機嫌な時、ぐったりしている時、泣き叫んで眠らない時などは解熱剤を使っても大丈夫です。
6~8時間の間隔をあけて、1日3回までの使用に止めましょう。
もし、吐く、呼吸状態がおかしい、機嫌がひどく悪い、食欲がない、ひどくぐったりしている、頭痛などの症状が熱と一緒に認められれば、早めに受診して下さい。
★★注意事項★★
解熱剤は病気を根本から治す力はありません。
保護者の方の都合で、病状を無視して使用してしまうと、病気の本当の姿が隠されて、診断や治療がかえって遅れたりすることがあります。
また、解熱剤の副作用がでたりするので気を付けて下さい!!
これで解熱剤の使い方について終わります🌝✨
使う時の参考になればいいです🐹♡